解体作業

わが家の斜め向かいの住宅が今日から解体作業に入った。住んでいる父子は、独立している長子のところに一時移り、更地にして7月までに新築とのことです。いやあ、うらやましいですね。うちの向かいの巨大住宅は数年前に奥さんが亡くなってからずっと空き屋で、もうたぶん中身はお化け屋敷だろうがその家以外で最も古かった斜め向かい氏宅が新築となれば、ここの小路でわが家がいちばんのオンボロ古家ということになる。

今年か来年で築40年だもんなわが家も。かつては泥田を埋め立てた地盤の悪い周囲一帯だからわが家も徐々に傾いてきて襖や玄関など建てつけが悪くなってるし、それ以外でも不自由もいろいろなんだが、まあ薄給清掃パートのわたしと年金暮らしの母とでは改築とかは諦めていて(わたしの構想では)母が死んだら妹と話し合い、更地にして土地を売っぱらい遺産は妹に渡し、妹宅にわたしが転がり込んで年金でつましく暮らす…ってんだがいつまで母が生きてるかも不明なので、当分陋屋で暮らさざるを得ない。

わが家の前にどんとトラック2台が居座り、解体ったって数日かかるだろうにちょっと不便かもしれないが、相身互いでわが家を壊すときにはまたこちらが頭を下げに行かねばならぬ、7月まで気にせずいこう…いやでもお向かいさん家の裏側は駐車場になってるから資材とかそちらから搬入するなら家よりも楽チンかも。そうですね将来のことそこまできちんと考えなくてはいけないんだな。

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解体屋の大型トラック