「いだてん」面白いと思うんだけどな

2月25日付の2ちゃんまとめアルファルファモザイクに、視聴率低迷のNHK大河ドラマ「いだてん」へのネガティブな声が集まっている。

alfalfalfa.com

そうか、大河っぽくないってのは時代劇を措定しての発言だろうが100年前の帝都と農村があれだけ活写されていて「時代劇じゃない」とはちょっと変だよね。四三の実家は西郷どんのラスト西南戦争の戦場だったと第2話冒頭にあったしね。夜番のわたしなので第1話は見逃したが、四三クン生誕から始まる第2話を土曜の再放送で見て「ああ面白いじゃん」とそれから見続けている。中村勘九郎の四三クンはなんか先週くらいまではいかにも歌舞伎役者のメリハリ演技が邪魔くさかったが、最新回で美川くんへの感謝の言葉などとても落ち着き、四三クンの成長を描くためのくさい演技だったのねと半分納得でした。

2ちゃんで「テコ入れってたけしの出番少なくしただけだろ」と言い放たれていてかわいそう、若き日の志ん生と四三クン、晩年の志ん生東京五輪をシンクロさすのはまあうまい手法とは思うけどだったらも少し五輪に近づけたらよかったか、首都高建設で立ち退きになる落語家だともっと生臭く五輪と格闘できたか。遊女の橋本愛と三島家の杉崎花はいいですね、テコ入れでノンさんでないかな?クドカン大友良英とでNHKに「出せ!」と迫っていただきたいです。四三クンは今後、見事というのか不思議な縁でスヤさんと結婚するわけでそのへんももっともっと話題として押し出すべきと思うけどな。

wikiみていたら金栗四三ってマラソンの最低記録っていうのか最長記録の持ち主なのね、狙おうとしても絶対狙えない記録のホルダーなんだしそれを今からアピールすればなんだかもう少し人気出ないかテコ入れにならないか。オリンピックマラソンでは四三クンは残念途中で倒れてしまい近所の農家に担ぎ込まれ介抱を受ける、翌日回復した四三クンだがもうレースは終わっていてしょんぼりストックホルムから帰国した。五輪の組織委員会は四三クンを失格にも棄権にもせず「行方不明」扱いとしたままだったらしい…ってそんなのありかな?Wikiを引用します。

1967年(昭和42年)3月、スウェーデンのオリンピック委員会からストックホルムオリンピック開催55周年を記念する式典に招待された。ストックホルムオリンピックでは棄権の意思がオリンピック委員会に伝わっておらず、「競技中に失踪し行方不明」として扱われていた。記念式典の開催に当たって当時の記録を調べていたオリンピック委員会がこれに気付き、金栗を記念式典でゴールさせることにしたのである。招待を受けた金栗はストックホルムへ赴き、競技場をゆっくりと走って、場内に用意されたゴールテープを切った(日付は1967年3月21日)。この時、「日本の金栗、ただいまゴールイン。タイム、54年と8ヶ月6日5時間32分20秒3、これをもって第5回ストックホルムオリンピック大会の全日程を終了します」とアナウンスされた[6]。54年8か月6日5時間32分20秒3という記録はオリンピック史上最も遅いマラソン記録であり、今後もこの記録が破られる事は無いだろうと言われている[7]。金栗はゴール後のスピーチで、「長い道のりでした。この間に孫が5人できました」とコメントした[6]。

ストックホルムオリンピックから100年を経た2012年(平成24年)に、金栗のひ孫にあたる男性が金栗を介抱した農家の子孫を訪ねている[8]。

 

f:id:kotiqsai:20190226111759j:plain

NHKすてらよりいだてん登場人物リスト