南病院、ペースメーカー検査

電池はあと2年は持つそうです。それまでに他の身体各部が保つのかどうかは不明、「ボケ婆さんになったら、手術しないよ」と言ってある。大きな総合病院なので、コロナの疑いの患者が来るかもと、エントランスで数名の病院関係者が、来院者の熱をはかったり問診したり。

恒例のアウトサイダーアート、新顔も登場していました、またすごい人の作品を紹介しますね。

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無題

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大森真奈さん

作者は大森真奈さん、「無題」というがタイトルの概念がない人かもしれぬ、描き終えれば興味をなくすのかもしれぬ。とはいえ油彩でここまで抽象画を描けるものなんだな、もちろんわたしだってカンディンスキーやフォービズムを模倣とかイメージ剽窃して、それっぽい作品提出できます、でもそうじゃないんでしょ?この作品。

たとえば「台所で仕事するお母さん」とか「池の金魚」とかのタイトルがこの絵に付属していたなら、わたしも安心して「ああ、そう見えてるんだ、微笑ましいね」で通り過ぎられるんだが、たぶんそうではない。「落書きなのかな」と切り捨てもいいか、でも油彩だ、テレビン油で溶かすんだろ、ペインティングナイフで描くんだろ、そんなことできるんかいな。

数年前に近代美術館っで恩地孝四郎の回顧展を見た。本当に興味がありましたね、日本の抽象美術の先駆者でしょ?どうやって最初の抽象画が生まれたんだかを知りたい、ぐにゃりとした線を1本描くのもキツいヘンテコだこっぱずかしいって躊躇したんじゃないかと勘繰る作品(習作?)がいくつもあった。そうだよね、オリジナル抽象画って相当ハードル高いはず。

www.museum.or.jp

ウームじつは作者はアウトサイダーじゃないのかも。抽象を分かり表現する身障者だったりしたら、こんな紹介しちゃいけなかったかな?PCで描くとか紹介にもあるもんね。まあいいさ、前回の南病院アートのスレッドを貼っておきます。あちらは生粋のアウトサイダーだもんね。

kokoronokoe.hatenablog.jp