10月もそろそろ終わり 2

昨日は悲しいメールの紹介でしたが、今後も悲しいお知らせが続きます。緑内障でほとんど目が見えなくなって、もともと動くのが大儀だった遅番巡回お婆さんが6月初旬に退職をし、その後釜を募集していた。7月に応募面接で下旬から作業に入った…んだが最初からメンヘラ認定っつうか当人が「対人恐怖でうつ病の病歴あり」と申告しており、責任者氏も慎重に判断し、最初は大勢の眼が届く早番巡回でオリエンテーションを続け8月から採用→本来の遅番シフトに入ってもらった。

対人恐怖症ではあるが、派遣でホテルの清掃作業をしていたそうで沖縄やら北海道にも泊まり込みで仕事していたそうだ。わたしもフードコートの遅番で8月などは一緒に休憩夕食したり、午後9時の帰宅時は彼女含め数名で駐車場まで歩いたりしていたのだが、9月半ばのある日から突然わたしを避けるようになりそれも徐々に強い拒否反応に変ってゆき、もう顔も合わさぬ挨拶もせぬ、不倶戴天というか控室のタイムカード押すのもわたしが一緒ではダメと、他の巡回さんに伝え追い出される始末。

まあ、言葉や態度でわたしの知らぬ間に彼女を大いに傷つけ(てい)たわけだろうが、もう今更それを謝罪とか言い訳しても無意味だろう。寛解し社会生活をいとなんでいるとはいえ病歴のある人物ですもの、そうして火が付いてしまえば簡単に治まらず逆恨みとかもっと危険な展開もありそうに思えたんです。

申し訳ないですがと社員に相談し「できれば顔を合わせたくない、遅番の作業を入れるのなら彼女がいない日いない時間でできないか」とお願いした。物理的に顔を合わさずにいるのが患者にとって病再燃の危機を回避する唯一の方策と私なりに考えたからです。までもね、狂気というかその寸前なんでしょうが、そういう方の表情、顔面のこわばりみたいなのは怖いよね。人間って間抜け面、呆け顔、ぼんやりした雰囲気、そういう弛緩がないと取り付く島がない状態になっちゃう。わたしが主因でうつ病再発なんて申し訳ないけど、とはいえ恨まれ告発されたりわたしのせいで退職されるのも困るので、わりと正しい判断だったと思います。彼女が他の人に対して同じような攻撃性を発揮せずに仕事続けられればいいんだけどね。「うつ病の再燃と再発」という解説のURLを貼っておきます。

www.fuanclinic.com

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