「短歌研究」次月(7月)号に水原紫苑作品は載らないらしい

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令和4年1月号より水原紫苑の短歌作品が連続で掲載されていたが、6月号でいったん終了か。5月号では、多数の歌人の顔見世興行みたいで、短歌7首とエッセイだったけど前月4月号は50首詠だし共和主義者宣言だしで、圧倒されもした。歌会始に呼ばれないぜ、今年雑誌「短歌研究」掲載分で177首となる。

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でもって「出版社ふらんす堂」ホームページに連載中の「水原紫苑短歌日記」。こちらのほうは少し乱暴で、「短歌研究」連続掲載と同じく令和4年1月から始まったらしいが、わたしの気付くのが遅く、1月分の31首を留められなかった。

今後、歌集が出るかweb版書籍となるだろうが、現在も1か月過ぎると前月分は見ることができない。一日一首の積み重ね、もうじき半年となるんでこちらも180首近い。つまりもう今年、オフィシャルで発表作品360首。

2年前の5月、大学時代の旧友に誘われ短歌とか俳句とか見せ合うチャットで、下手の横好きみたいな作品を発表しだした。2か月もしてネタが尽きそうになったころ、たまたま角川「短歌」2020年8月号で水原紫苑「雀の車」と出会いびっくり、ファンとなり、雑誌掲載作品をどんどん「本歌取り」しだす。それ以降の2年間のチャットでの作品、基本は水原紫苑エピゴーネン。「本歌取り」というには粗雑だがインスパイア作品を日々、提出してきた。

ところが、今年に入っての水原紫苑。「短歌研究」での毎月連載、ふらんす堂の日々連載、なんだかわたしが好きなワクワク作品と違い、なんかアララギの実相感入てか、メッセージみたいだったり日々脱力しつつ、コピーし「本歌取り」…つうか挑戦してたっけか。

「短歌研究」の連載が終了したようなので、わたしの「本歌取り」の旅は、歌集「如何なる花旅にも無き花を」に移る。上記「雀の車」も本書に収められている。

不死の人よこぎる部屋に黄金(おうごん)のごとくねむらむつひに父母なし

 変奏

病弱の人から種子をもらった、夕冷えに部屋を出でては速足 

どうでしょ、変だし不細工だしふてくされてる作品、わたしと似ているのではと思っています。頑張れ、俺なんぞに「粗製乱造」なんて言われてどうする。今後ともウォッチアンド本歌取り続けて行きます。