ばれ句?これって…

先日のブログで記したトイレのカレンダー俳句、今日は河東碧梧桐の「田螺鳴く二条御門の裏手かな」。昨日は夏目漱石で「尼寺や彼岸桜は散りやすき」正岡子規以来、有名どころが続いた。「尼寺や」…は楽しい句ってかこれってエッチな裏読みでいいんですか…とWEBで調べると推測みたいだが松山中学に赴任のため小石川の下宿を去る頃作った句ではと記してあり、菅原道真の「東風吹かば…」のような別離のおもむきだそうですぜんぜん外れだ。まあでも尼寺に気になる若く美しい修行尼僧がいたのかもしれないし。

そういう裏読みできるのがばれ句ってのかな?と勝手に思っていたのだがこちらもWEBで検索する(「川柳秘語解説」)とも少し直截で、行為そのものを扱うみたいだな。逆に言うなら「尼寺や…」みたいなほんわかちょっとエッチなばれ句の創作を目指すとわりと楽しいんじゃないか、ついでにアンソロジーもね。

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漱石全集、そっか文庫であるんだな