切り替わった日

とても怖い一日だ、自分が駄目になってしまっているのに気付いた。もともと成功したこと少なく、頭の作りもよくなく、とても小さく限定的に生きてきた。そのまま徐々に経年劣化というか、ある程度まで来てもうそろそろ終いかスクラップかみたいになって人生を終えたかった。

いま現在のような、明らかに自分の脳の力が衰えたのを感じてしまい、きっと身体全体も衰えちゃうんだなと自覚するなんて、たぶん初めての経験で→中学生の頃に自分の頭が数学向きでないなと感じたのは覚えている、でもその時は「時間が解決するさ」と思えた→脳の衰えってことは、今後のわたしの人生で楽しい・素晴らしい・嬉しいその他、自分の人生を肯定しまっすぐ前向くなんて誇らしい気分と無縁となる。

9月23日の午後、自殺という言葉もちょっとよぎった。これからの楽しくない人生をずるずる続けていったとて、苦しみの倍加を見るだけ。今よりずっと面倒事・困りごとが大きく多くなるだけとわたしの心が呟きわたしの脳内に反射している。とはいえ、自殺など怖くてできない石丸くんだ。なんとか小さくなりつつ日常に流され翻弄されつつ、人生の終いの方の色々を行うしかない。

そう決めた以上、それなりの人生の終わり方を怖くない程度に少しずつ肯定し、今日感じた恐怖を無駄にせず自らの武器というほどでなくても、ツールとしてうまく使いこなしてゆきたい。母は現在ディサービスに通っていて、そろそろ帰宅。母に怖い顔した一雄くんを見せず、母とわたしともう少し「良き人生」を歩きたい。