だったらどこから…

軽度認知障害者であるわたし、何が悪いのかというと短期の記憶というか「これから××せねば」とか「〇〇する日だ」と考え行動に移しても、頭がそこから次の作動になかなか入ってくれず、その場でぽかんと自分のしたいことせねばならぬことを、反芻するしかない。

年寄りなもので、どうしても会社行くとか仕事しなきゃとか、義務的なルーティンはないのだが、家の中では母が本物の「要介護度3」なわけで、できればそんな母をフォローしてあげ最終的に看取ってやりたいけれど、ちょっと自分の壊れた部分のせいで、それは難しいか。

お隣に妹夫妻が住んでいるので、いざとなればわたしと母と「認知症です、フォロー願います」で良いのだけれど、軽度認知障害って、もうひとつ訴求度が低そうに思えるよね。わたし自身、けっこう昔からドジでヘマの多い人生をずっと送ってきていて、だから現在のもの忘れやうっかりがその延長線上だったなら、みどり病院の診断結果である「軽度認知障害」で済ませられる。

要介護とか判断されたって、ディサービスだの訪問看護だの、現在の母が受けているサービスをわたしも受けられるってだけで、特別有難いわけじゃない。どこからスタートし、きちんと行政のサービスを受けられ、人生を快活に過ごせるか、考えていきますが、どうも道は遠そうで困る。画像はわが家の子供部屋。子供はおらぬが近所の姪一家に置き場を貸しております。