アルコール依存症じゃない方ね、認知症だ、見当識が半端なくずれちゃって悲しい。わたしの入院より前に母が高齢のせいで寝たきりになってしまい、老人病院入院後に老健に移動、とてもスムーズな流れで「下手すると半年待ちもある」そうだが、重症だったせいか妹の奔走のせいか、すてきな施設に入所できた。
週一ほどで施設に出向き母に会いに行こうと妹と決めていた。先週２日木曜にわたしは初めて施設に行き、落ち着いた雰囲気で物静かな職員さんたちも信頼できそうに見えた。今週は木曜に出かけようと妹と話をしていたのだが「もしかしたら用事があっていけぬかもしれぬ、一人で行ける？」みたいな問いをしてきて、もちろんと答えたのは今日の午前。
それがどういうふうにわたしの半分壊れた惱が受信したのか、今日の午後わたし一人で母を見舞いに行くと誤解して覚えてしまい、でそれさえも午後３時まで忘れていて、急に思い出して焦る。時間に遅れて行けなくなれば妹に叱られ呆れられる、だったら急いで出掛けなきゃ「まずは電話で予約」３０分後に行きますからと施設に連絡を入れ小雨ふる新潟市、老健まで歩き出す。
先週一度行ったきりの老健。道はだいたい覚えているが用心のため携帯でMAP立ち上げそちら頼りに歩きだし、でもあちらナビ感覚で７００メートル３分なんて表示が出る、こちとら徒歩だ１５分かかっちゃうんだ。速足でへとへとになって老健へ、母はおやつの時間で広い部屋で物静かに車椅子。職員さんと一緒、部屋まで連れて行ってもらい、認知症の母と再会、ちゃんと車椅子で移動できわたしが誰かも分かったみたいで、お喋りしてきた。
母と別れ、帰りはゆっくり、帰宅してから妹に「約束を果たした」とメールし少したってから妹来訪。「お酒飲んだんじゃない？」冷蔵庫とか捜す妹、またアル中時のわたしに戻ったかと問うてくる。わたしのメールと前後し施設からもメール、どうなさったんですか？みたいな問いだったそうで、彼女わたしがまたやらかしたと思ったそう。やらかしたには違いないが、アルコールは入ってない。
妹に言われたことを変に覚えてしまい、なおかつ妹に確認せず出かけてしまい施設の人にも首を傾げられた。午後3時まで忘れちゃったわたしが、それを妹に言うとまた叱られるかと、独断で出かけてしまい大勢の人が困惑したり呆れたりした。
わたしが悪い、妄想みたいに人の言葉を自己流で解釈しそれに振り回されて、また他人に迷惑かける。上手くいかない何をやってもマイナスばかり。こんなのが続くのか、呆れられ匙投げられてわたしも施設行きか？それもいいか。
