土曜日の母はデイサービス

わたしも来月からはそうなるかも。要介護者と認められたからって別に入所とか通所とか、せねばならぬわけでない。お上からのお達しの意味は、家に認知症のジジババがいると他の家族が迷惑だから入所通所させ、その間他の家族はホッとすること…なわけで、わが家の場合はホッとする人は隣家の妹一家だけれど、それほど切羽詰まってはおらぬだろう。

ディサービスっても入浴その他半日を有意義に過ごすって、レクリエーションがあったり慰問があったり。工作なんかわたしほど不得手な人は老人大勢あつめてもそうはおらず、ヘルパーさんの厄介になるしかない。徐々にわたしの脳細胞はほどけるようとろけるようにダメになってゆくことだろう。そうなってブログも記せぬ短歌も作れぬとすれば、ああもう生きている甲斐がないなあ…と、今ここで思っていても、それなり誰でも生きてゆく。

リハビリ専門の病院で「認知症ではない」と、診断された。わたしみたいな症状の人が押し掛ける病院なので、吟味のほどは正しいのだろう。とはいえ、だったら今後のわたしはどう生きれば、どう動いていれば、どう思考していけばいいのか、軽度認知障害者として今後のわたしの行動指針を、自分なりに整えたい。