イソギンチャクが死んだらしい

勤務先の巨大ショッピングモールに展示されてる水槽中の大きなイソギンチャクが数日前からどんどん縮み、昨日見たときは流しそうめんの一口分くらいの大きさになった。よく動くイソギンチャクで、左右に置かれた岩を往復するだけでなく四面のガラスにひっつきケツの穴(腔腸動物なのでケツの穴でなく吸盤ですが)をみせることもしばしばで、わたしのイソギンチャクへの先入観を相当ひどくぶち壊した奴だった。2年以上長生きしてたが寿命なのか。

職場の機材も寿命がつきたようで、いろいろ面倒。オーボットというカーペット洗浄機の洗剤噴霧部から漏水しはじめ、直そうとしたら細いホースが千切れちゃった。ブーストというセラミックタイル洗浄機は作業中にガクッと急停止、電源消失が続く(再稼働すればナントカ最後まで使える)との訴えで、バッテリー開けてみたら1本のケーブルの被膜が焦げて溶けて銅線がむき出し状態だった。周囲と接触しショートしてたのだろう、ケーブル交換したいが予備がなく、仕方ないから絶縁テープぐるぐる巻きで応急手当てしたけど、いつ火を吹くか分かんない。明日は一旦ケーブル外し基盤ゴシゴシこすってグリース吹きつけたい、でも早くに新しいケーブルにしないとな。

午前1時にみなの作業が終わり、その後希望者が3時間の作業を行う。昨日は初めての作業なのできちんと手順や注意事項を、作業後に伝えるというと作業者女性から「今伝えろ、自分たちの休憩時間を蔑にするな」みたいに言われ、こっちだって自分の仕事終えてこれから深夜作業の準備しなくちゃいけないのにと、憤りこらえつつ時間の許す限りで作業手順を説明する。なんかこう舐められてんのが露骨すぎて、急に両肩にひどい重さを感じる。イシマルイソギンチャクも死にそうだった。

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存在感あるイソギンチャクだったが水槽下部で小さくなってた