出来ないことばかり 出来ぬのはバカ

毎週月曜・木曜は母の入浴介助。母の要介護度が「要介護3」となり、6月からそれまで週一だった契約が週二となった。家族にとってそれほど有難くはなく、見守りの時間分がなくなった程度か。

もちろん、食事介助入浴介助にそれほど手間取らぬ現在の母の状況では…ということなので、今後の母の能力低下は必然だし、週二回の入浴介助を有難く思う日は、たぶん遠くないはず。

母の件はそれくらい、それ以上にわたしの能力低下は目に見えるほど進む。先月だったか、新潟みどり病院で認知度検査を受診し「おめでとう、きみ認知症じゃないよ」と、お墨付きをいただいたわたしだけれど、それなのに日々認知能力の低下に苦しみ悲しむ。さっき仕掛けてたこと、しなくちゃいけぬこと忘れ冷蔵庫内のグッズ記憶に残らずダブって購入、必要なもの買ってない。バナナがダブり、キャベツがダブり…その他いくつか悔恨あり。

それなり何とか生きていくしかないし、買い物のロスくらい「ワハハ」と笑い飛ばし、また行ってくればいいんだし。忘れること前提で、うっかり勘違いを肯定し、ミスは素早く挽回するなら、ちょっといい気分になれるかもしれない。

ミスや失敗ばかりの人生、小学生の頃から「うまくいかない、失敗したら恥ずかしい」なんて考え学校でも職場でもおどおどしていた。今後もジジイになっても続くのだろうし、その都度落ち込み悲しみ、うなだれるしかないのだろう。いいさこうして「出来ぬバカ」宣言をした。バカとして行動していきますね、結局変わろうとしないわたしだったね。