秋になってわが家で変わること

本当に記憶力が低下した。ついさっきまで母を交え妹と話し合っていたことなのに、もう覚えていない。もちろん趣旨など了解しているんで、事細かに覚えている必要はないのだが、認知症の症状が進んできている結果だろう。

ケアマネさんとの面接など一通り終わり、でもわたしの介護認定までは1カ月もかかるとのこと。膝を抱えてその日を待たねばならぬし、昨日の面談の限りでは結果の予測はできそうもない。当人もいるので「一番いいのは要介護度3の母に入所してもらい、そしたらわたしがこの家を守ります」と、即答できぬこと。

でも、どちらかの入所が必要と考えているとはきちんと伝えた。介護保険の範囲内でそれはできるとは思うし、ケアマネさんも了解してくれただろう。身体的にはほぼ健常者のわたしなので要介護度がつくかどうか不明で、でもだったら手っ取り早い「母の入所」が現実味かなあ。92歳の母に入所することで過度なストレスを与えたくないが、母を残すことではまた新たなわたしが誕生するだけかもって考えてしまう。

現在のわたしだったら、老健・特養への入所は「願い叶った嬉しいな」と、喜んじゃうね。もう書籍・雑誌というか活字を読めないわたしになったので、そちら関係でイライラはせぬが、対人関係とかはどうかな。調子よくやり過ごすとかできるでしょうか。本日の面接で「ショートスティ」でもいただけたなら、調査研究に行かせてほしいが、それも要介護度が出てからのこと。先走らぬようにね。