12日の伝言

認知症になってしまって、日々の暮らしが破綻します。「いま何をやって次は何で、でも今日はあれはしないで…」みたいな、論理的でもないけど考えとか計算とかをいっぺんにできなくなる。だから買い物でも忘れ物が多いし、料理を作るにもいちいち手を止め、そこから再スタートみたいな展開。

隣室で母が寝ている、母は認知力その他が落ち、老人性痴ほう症と診断されディサービスにも通うおばあちゃんだけれど、認知症と診断されたのはほんと80代の終わりくらいで、そのへんわたしとは出来が違うなあ、製造責任はあちらなんだが「生み出されてから」の生き方のせいでのわが認知症だしな。

明日はわが家にヘルパーさんがいらっしゃる。妹に来てもらい指示をしてもらおうと考えているが、時間帯によっては「行けません」といわれるかもで、そうなっちゃったらわたしがうまくヘルパーさんに仕事の段取りやらを教えねばならぬ、いやいや今から構えてどうする?もうちょっと楽に生きたいんだなあ。