12月10日朝日新聞朝刊一面

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1面記事です。

digital.asahi.com

同日同紙2面も関連記事。

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こういうのってまあ分かりません。紙面読むかぎり「安全」より「利益」を優先とか記され、ならメタ社はどうすればよかったか、検閲フィルターしかない、そうすべきと新聞人はいうのか、じゃああなたたちは?

2面には被害者としてアジア系アメリカ人高校生が顔出し名前出しで、小学生の自分がインスタに踊らされ我を忘れ、身体を壊すほどダイエットし美を競ったと述懐しており、現在はその輪から抜け症状が回復、支援団体を立ち上げたと記し「SNSは両刃の剣」とコメントしている。まあ、それが落としどころじゃないのか。若者に重圧などと批判するのはちょっと違うと思う。若いころの誰も彼も、無駄に身体精神&お金も費やし突っ走った、若気の至りと笑える人も今でも痛恨の人もいる、ツールのひとつにインスタ含むSNSがあるだけで、その構造は「若きウェルテル」の時代と変わらない。

2ちゃん関連でも、訴訟ありました。誹謗中傷垂れ流しで儲けてんだろうといえば2ちゃんもFBもインスタも収益構造があるのだろうが、だからってインスタ悪影響で拒食症とかを責めるのが正しいのか、朝日新聞独自の見解でなくとも、やっぱPTA的で情けなさを感じちゃいます。そうだ、10月にもインスタ悪影響の記事を朝日は載せてますね。

インスタは「若者に悪影響」? 高まるFBへの批判、議会が公聴会:朝日新聞デジタル

旭川いじめ自殺事件で、SNSでの悪口、無視、中傷などいわれていて、インスタもFBもそういう手段に使われることは多々あり、だがそれとダイエット競争は異質と思う。SNSの責任を問うのなら、個人的なデポジットとか免許制とか、まあほぼすべてのプロバイダーはクレジットカードで紐付けされてるし、そちらでいろいろ何とかならないのかなあ。賠償金を簡単に抜き取られちゃうという経済的制裁が、一番効くんじゃないだろうか。