秘密の菓子箱

オレンジのソフトケースに入るお菓子たち

昨日から始めた出納簿、いつまで続くか分からないが、でもわたしが自分らしく今後暮らすうえで、なにか基準になるかもしれぬ。

どうにも、90歳過ぎの母と二人暮らしなもので、母の食欲に合わすとこちらが空腹を感じることになる。食事の際は、まあ母も考えてくれご飯も味噌汁も大盛り。わたしの夕食は日々カナダ産豚肉の生姜焼きが100グラム見当でついてくる→わたしが直接焼いているんだが。

食事はそういうシステムだが、間食だねおやつ、そちらは母の基準と私の空腹度と、まあ差があって、それを母は気付かず、わたしも言い出せずで、仕方なくビールやビアテイスト飲料購入時に、近所のスーパーで諸々おやつを購入していて、そちらはわたし専用お菓子。

大したものを買ってはおらず森永のビスケットやドーナツ、バウムクーヘンの類だけれど、何となく腹が満ち足りぬと、むしゃむしゃ隠れておやつタイムにしている。

母を相手に秘密があるのは悪いことでない、この程度のバカっぽさだとバレても気にならずわたしも母も傷にならぬ。ならぬはずだが、例えばこうして出納帳付けるなら、オープンになるわけね、昨日も肌着買ったり靴下買ったり、そちらはいままで母に買ってもらうか、ジャンパーだのズボンは『イオンで見つけた、ユニクロで買ってきた」と、由来を伝え、母から金は貰ったり貰わずだったり。

でも出納帳のせいで一昨日までとわたしの暮らしは変わることになる。無論お菓子も靴下も母には伝えず、今までどおりでいるだけだが、出納帳を通してのわたしの秘密であると考え直すことにする。気分はオープン、呆けないためにはそれがよろしいのでは。

書架の天井に置かれたお菓子ケース