保健衛生部長・野島晶子

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59歳だそうです

本日2月26日朝日新聞朝刊新潟版に、新潟市職員でコロナ対策の最前線で活躍しており当ブログでも“推し”てる野島保健衛生部長へのインタビューが載ってます。

digital.asahi.com

朝日新聞WEB版は有料ですので、会員以外は全文読めません。まあ大したこと言ってるわけではないけど一応すべて貼りますね。

県内で新型コロナウイルスの感染が確認されてから間もなく1年。1例目から報道発表や市民への情報提供にあたってきた新潟市の野島晶子・保健衛生部長(59)が朝日新聞のインタビューに応じた。感染対策のための情報開示と、感染者保護との間で悩みながらの対応だったと明かした。

 ――国内初の感染確認は昨年1月。新潟市はいつからどんな準備を

 1月半ばに帰国者・接触者相談センターを設置しました。2月29日に県内初の感染者が出てからは、それまで1日数件~十数件だった相談が、一気に1日400件以上になりました。ご自身の体調について相談する窓口なのに、「どこに住んでいるんだ」「仕事は何をしている」などと感染者を特定しようとしたり、中傷しようとしたりする電話もありました。

 いつ市内で感染が起こってもおかしくない、とずっと思っていました。必要な準備はしていましたが、(県内の感染)規模や人数、人々の関心は想定以上に大きなものでした。

 ――初確認の直後は大変だったのでは

 立て続けに卓球教室で感染者が出てクラスター(感染者集団)となり、第1波に入り、相当大変だった。特に感染者への行動歴の聞き取りには時間を要し、職員の勤務時間はかなり増えました。(感染対策の中心を担う)感染症対策室の職員は土日も出勤し、平日も深夜まで業務を続ける日々が続きました。

 その後、各区の区役所などから応援の保健師を出してもらえるようになり、ローテーションで勤務できるような態勢を組みました。今は感染状況に応じて柔軟に対応しています。

 ――ドライブスルーPCR検査は全国に先駆けての実施となった

 2009年の新型インフルエンザ流行時の経験は非常に(意義が)大きかったと思います。当時から感染症の専門家とつながりがあったこと、保健所にも当時、新型インフルの対応にあたった職員がいたことで、すぐに導入できた。全国の自治体からも「どのように検査するのか」などと相当数の問い合わせがありました。

 ――一方で、感染者の情報開示はどうだったか

 市民の関心が高いのは、「怖さ」が心の奥にあるからだと思います。感染者への誹謗(ひぼう)中傷も少なからずあり、「通常の感染症対策だけをやっていればいい」ということではなくなりました。

 ――具体的には

 入院中の感染者が(感染を報じるニュースを)ネットやテレビなどで見て「退院したら自分はどうなってしまうんだろう」と打ち明けることもありました。感染により、ただでさえ体調が悪いのに、精神的な不安が追い打ちをかけるのです。

 感染者の気持ちに配慮すれば、誹謗中傷につながりかねない情報は公表しないで済むならしたくない。だが、感染防止の啓発に結びつくことなら公表しなければならない。今でもすごく悩みますし、神経をすり減らしています。どこまで公表するか、どこで線を引くかはケース・バイ・ケースだと思います。

 ――今後の感染対策は

 これまでやってきたことを粛々とやっていくべきだと思います。マスク着用や手洗いなど、個人個人でできることをお願いしたい。ワクチンは、いつどのくらいの量が供給されるか分からない中で準備しなければならないのは非常に悩ましいが、みなさんがスムーズに接種できるよう最善を尽くします。

 ――「市民への説明役」として、どんな思いで今後、情報発信をしていくか

 ずっと重責、重圧を感じてきました。私は感染症の専門家ではありませんし、分からない専門用語もある。だからこそ、分かりやすい言葉で説明することを心がけてきました。感染者の人権を守りながらも、市民の皆さんが安心・安全な生活を送れるよう、これからも適切な情報を分かりやすく伝えていきます。(聞き手・高橋俊成)

 

デジタル版では省略されてるので、野島部長のプロフィール(新聞には記してある)をおこします。

のじま・しょうこ 1984年、新潟市役所に入庁。広報課長、市民生活部長などを経て、2019年4月から保健衛生部長。ビール好きで、趣味は飲み歩きだが、感染対策で「今は我慢しています」。

だそうです今度飲みに行きましょ。当ブログでは昨年2度紹介している野島部長、いまもローカルニュースでコロナ発表シーンには登場してます。

 

kokoronokoe.hatenablog.jp

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感染症の専門家ではありませんし…」と答えている部長だが、新潟市の保健所長はとっても目つきが悪いんです。見た目で決めるのは申し訳ないが、あれはちょっと“危ない人”ってみられそう。保健所長はきっと保健行政のベテランでしょうが、野島部長がトップでこれはよかったと思う。

あと前々スレで中島課長と言っている人、中村さんだったみたい。現在はあまりテレビ会見には出ず、女性の部下の人だろうかけっこう姿を見ています。