母の歩行器

6月1日に「青山メディカル」という福祉機器のレンタル、施工などを手掛ける会社の方が、新しい歩行器を持ってきてくれた。以前はオールステンレスで骨組みだけみたいだったが、この度はかごかお盆が付くようになり、両手で操縦しつつ荷物が運べる。

母の最近。骨折した脚の具合はまあ徐々に良くなっているようで、家の中ではどこへでも行け、したいことは自分で何とかなるようになってきた。こちらとしては「あまり無理をするな」という言外もあって、料理や片づけの際に手を貸すのだが、それがあまり気に喰わぬようで、多分母的には舌打ちしていたよう。

隣の妹関連なのだが、4月頃にも「どうも感謝の言葉が足りない」と妹が顔曇らせて訴えていると、母から伝えられた。また同じようなことを数日前に告げられ、どうにもこちらも息苦しくなってしまった。

妹と介護の関係で、変な誤解がでるのはまあ想定内と思う。それはたぶん個々に解決したり妥協したり、まあ無視したり喧嘩したり恫喝したりで、具体的に進めるしかない、何しろ臨床ってか、パーソナルな相手なのでそうするしかない。

ただしいくらパーソナルといっても、今現在の母の感情とか気分とか、なかなかこちらも分かりかね、きっと同居し介護する(してるつもり)わたしとの距離が少し近すぎたのかと、これはわたしの反省。気にしつつ距離を保つことが大事なんだ。数日かけて、新局面に入れるかなって、そんな段階です。