母とふたり、お料理

きっと貴重な時間なのだろう。母もわたしも認知関連の脳障害、それなり現在のこの家を守り安住せねばならぬ。ここ数日、母の様子はほんの少し改善…なのか、揺れ幅の範囲なのか。

ずっと寝てばかりだった数日前とは違い、昨日本日は一緒に食事の準備や後片付けなどをし、会話もそれなりに弾む。気候もわたしや母によい気分をくれ、初夏の日差しがとても嬉しい→関東の一部で真夏日猛暑日NHK昼のニュースで伝えていた。

放射冷却というか、朝方起きるころは「ちょっと布団から出たくないな」くらいな気分だがその分日中は好天の新潟市です。昼食後の片付けに、母もよちよち台所まで歩行器使いやってきて、一緒に片付け。その後に人参とジャガイモ使って料理をする。

バカ単純な料理で、さいの目に切ったニンジンをそのまま水煮。柔らかくし熱さまし、ジャガイモも水煮、熱さまし。それにちょこっと味付けるだけの料理ともいえぬが、こうして二人並び料理をすることが、この数ヶ月無理なことで、また明日からいや今日の夕食のときに出来るかも不明。

わたしだって、いまよりレベルが下がれば台所に立つ気力も失せるだろう。作る方は何とかでも、食欲はなかなかわかず(食べてますけど)、がりがり痩せてきてるし貧血みたいな症状も出る。今後どうなるか、痴呆親子で生活できるのか、他にも心配一杯あるが、続けてゆくしかない。母に安心、安楽をささげたい。

先ほど作った「人参ジャガイモ煮」晩飯は捗ります。