明日は父の命日

平成18年5月に父は他界し、もうじき20年になるか。公務員として定年まで勤めあげそのおかげで、母宛の遺族年金でそこそこの生活を維持できている。母が死ぬと困るわたし、自身の年金は月7万円前後で、暮らしていけるか不安です。

本来は何回忌で菩提寺の和尚さんがお経を上げてくれるのだが、母もわたしも認知関連が駄目になっているので、お経を上げてもらいに来られても困ると、午前中にお断りの電話をした。その直後にわが家の後見人みたいな妹が顔を出し、アッとあきれ顔に。

「だってもう3月にお断りしているし」。膝の骨折で要支援2となった母だが、今年の春以降、認知度が進みそのころには痴呆っぽい症状が出ていて、だから「今後は家での読経はおことわりいたします」と菩提寺に出向きお布施を置き、そのように伝えてきたと言いう…本当にそんな大切なことを忘れている。

念押しの連絡だったかと、相手のお寺さんの方で思ってもらえたらよいけど、逆に「なんだか変だなあの家」と、疑われたかも。

ああ、今後そんなのばかりになるのだろうな。「記憶がなくなる!」と驚いたけれど、でもメモを取るとか、ノートを持ち歩くとか、そんな対応をしていない。ダメなわたしともっとアピール、メモ帳取り出しでいこうか。

画像は玄関わきのイチイの木。元気に新緑はびこらせてます。