日々、おかゆを食べることになり

身体の弱った母と同居し介護している頭が弱りかけの石丸です。母はもうまったく家事をせず、たまに新しい調理法とか、わたしが苦心している時とかに、ちょっと口を出すだけ。本当は少しは動けるのだろうが、面倒っていうか「もう放り出したんだから」的に諦めっぽく、居間でなにもせずまっすぐ座り、食事が並ぶのを待っている。

上下部分入れ歯で、食事の後で取り出して洗い、夕食後は洗浄液に浸す。料理は「柔らかくね」だし、ひき肉以外の肉料理は食べられないので、肉団子以外でわが家は牛豚肉を食べなくなったな。野菜だってシャキシャキ感は無理。

ご飯は水量ノーマルの1,5倍くらいで焚いた柔らかご飯だったが、8月に入ってから「残りご飯の時はおかゆにして欲しい」といわれ、昼食夕食そうしている。消化はいいんだろうしね。好き嫌いに関しては戦中育ちの母なので「不味い」とはは言わぬが、こちらも60年以上の付き合いで志向は分かっているので、それなりの味になるよう調節している。

ご飯は毎日1合を朝食時に炊き、昼・晩はおかゆ。母はもともと茶碗の底にサラリくらいの量でよし、おかゆにすれば水分増えるくらいなもの。2人で一日1合で足りるのだ。ああ、そうかわたしも家から出ず全然動かなくなったし、腹も減らぬのか。