認知症ったって、すぐにパーになるわけもない

新潟市に秋の寒さがやってきた。

毎度のことで話したことの多くをもう度忘れしている。とはいえ、メモ帳を持ってそういう席で真面目に話しつつメモ取るわけにはいかず、まあ真面目に話をした有意義だった…と、納得するしかない。

わたし自身が今苦しんでいて、その元凶は同居する母のはず。とはいえ母かわたしのどちらかがこの家から消えて無くならない限り、わたしの苦しみ悲しみはなくなりなせぬ。母は90歳代で心臓に病気を持っている。可能性としてわたしより早く死んじゃうかもだが、わたしだって急な死がないとは限らぬし。

物理的にどちらかが死ねば、いま現在のドラマは終わるし、その後は凄絶な一人芝居を残ったほうが演ずる→ああ壮大なバーレスクかなおれの場合は。いやいや、そういうのをなしにしたいんで、わたし的には一人が今のうちに姿を消すか、二人でとてもよい関係で一人が死ねば残ったほうがしょんぼりしんみりする、というどちらかにしたいんだが、大概は傍から見て大笑いな場違い劇なんだろうな。

昨日まで結構な量の日記を書いて、でも内容は大したことない、感傷日記でしかない。まあそれでいいか、暇つぶしの時間に、タイプカタカタなら何かやってる風に、母にもわたしにも紛れてしまいそうだし。