出来ないことばかり、悲しい人生

隣家に住む妹からの伝言で「明日9時─10時午前中 保険証」と客間テーブル上に残してあるけど、認知症であるわたしです。明日病院に行くのはわたしか母か?どこの病院医院?何科で何の病気を診てもらうのか全然分からぬ。

もちろんわたしの現在の症状、妹も分かっているので話したとて驚きはないだろうが、まあこちらとしてもどうしても知りたいわけじゃないが、準備とかあるので一応メールしておこうか。本当に知力は落ちた、体力というか動作などでそれほど変になっておらず、やっぱり個々人で呆けるといっても差があるのだな。

つい最近までビールをたくさん飲んでいたせいで、認知症の症状がオツムに出ていると妹はいい、でもそういうのって結構当たるんだよね、実は明日、精神病院に認知症の検査に行くことにし先ほど話し合って、それをメモってもらったのに数時間後にもう度忘れじゃ、認知症の検査要らないですね。記憶障害に関しては本当に一、二週前からひどい状況で、パソコンの動作なとコロリと忘れその都度、呆然としながら一つ一つ直したりごまかしたり。

仕方ないです、病院なりしかるべき場所で「要介護度××」と認定されたら、それなりの余生を送るしかない、不可逆性なんだろ頑張ったって記憶力が戻りはせぬ。でもメモきちんと取るとかで、何とか残りの人生をよい形で送りたいです。あれあれ?妹からメールが返ってこないなあ明日9時からって何なのだろう。