急にくるものだ

先日から「呆けた認知症だ!」と記しているが、本当に数日前にはそんな兆候ってか当人的には「まだまだ普通の人生を」と思っていた。脳梗塞とかあちら関連は一瞬で脳の血管が切れる病気のようで、だから病気っていうのはそういうものなのだろう。

90歳代の母が寝たきり人生となり、本当は看取る立場のわたしも認知症が顕在してしまい、どうにも回らなくなってるわが家です。一日数度近所住まいの妹が様子を見に来て、おかずを用意し、わたしや母の要望を聞いてくれる。とはいえまだほぼ普通に動けるわたしだ、あまり妹におねだりやお願いばかりなわけにはいかぬ。3歳しか年齢離れてないもんね。

認知症といってるが、記憶障害は酷いものだがそれ以外体力も知力も、ガクッと落ちたわけではなく、出来る範囲で母の介護とわが家の管理→衣食住と母とわたしの健康管理を行い、近所の妹には監修ってか、見えない部分の手間暇を頼んでゆくつもり。

とはいえ、母子認知症という事態は今後改善の見込みはほぼないわけで、母なんぞもっと悪化し本物の恍惚の人になるかもで、いやわたしもね。宗教とか倫理じゃないが「二人してここで収まっていることに感謝です」なんて言っちゃいそう。もうじき夕食準備、もうねスーパーのおかず以外の選択肢はないわけ、よかったねグルメじゃないわが家の住人で。